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小説

一気読みすれば良かったと後悔したー『フーガはユーガ 』(伊坂 幸太郎・著)感想ー

常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。
双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと。
そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと――

お気に入り作家、伊坂幸太郎さんの本。

読みたくて、図書館で予約していた本が届いたのでやっと読めました。
(80人待ちくらいだったので、読めたときの喜びもひとしお!!!)

 

読み始め、しばらく読み進んでからもなかなか物語の方向性を掴めずにいました。
けれど、それが後半になって徐々にわかってきて、、、
もうとにかく、伏線の回収が素晴らしかったです!

伊坂作品らしいセリフも散りばめられていて素敵でした。




感想

怒涛の展開、双子の秘密

この物語は、全体的に少し暗いです。
現実社会の嫌な部分が描かれてます。

苦しい思いになりながらも、続きが気になって読んでしまう。
そんな作品でした。

最後には、あれも、これも、、、
全ての伏線をきれいに回収して物語が締め括られて
完全にやられました。翻弄されっぱなしでした。

伊坂幸太郎さん、さすが、、、ずるいなぁ、と思わず言ってしまいたくなる。
そのくらい、後半のスピード感が良いです!




双子の秘密

双子である優我と風我。

この双子の絆の強さ、と言うか、双子だからこそのやり取りが素敵です。

父親による虐待、残酷な事件、
他にも物語として起こる出来事は暗いことが多くて
決して明るいストーリーではないのに、
伊坂さんの作品で出てくる、くだらないセリフが好きで
ちょうどよく苦しい世界を緩和してくれているように感じました。

ネタバレしたくなくて、ほとんど何も書けないのですが、
暗く苦しい、けれど、面白い作品です。

どんどんストーリーが進んでいくので、一気に読むのがおすすめです。




最後に

『フーガはユーガ』は、伊坂さんの作品の中だと少しダークな印象がしました。

 

伊坂作品にあるいつものような、どうでも良いような言葉だけれど、

想定外の外からだ。

この言葉がなんか好きです。

『フーガはユーガ 』の公式サイトはこちらから