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今も昔も色褪せない青い鳥文庫の傑作シリーズおすすめ5選

わたしが小学生の頃、お世話になり続けていた青い鳥文庫。

先日、懐かしくなってツイートしてしまいました。

 

 

この作品について、せっかくだからもう少し詳しく書いてみようと思います。

物語の世界が心の支えにもなっていたし、
青い鳥文庫を読むことはわたしの生活の一部になっていたから
今でもどんな気持ちでどんな場所で読んでいたか
はっきり思い出せる欠片の記憶が沢山。

小学生のお子さんがいたら参考にしていただけたら、と思います。

大人の方ももちろん!
大人になってから小説に触れた方にも興味持ってもらえたら嬉しいし、
読んできた方には懐かしいと思ってもらえたら嬉しいです。




おすすめ5選

若おかみは小学生!

両親を亡くした小学生の少女・おっここと関織子が、
祖母が女将を勤める温泉旅館に移住し、
跡取りの若おかみとして旅館の仕事を手伝うことに。

初めは失敗しながらの修業だったが、
祖母の手助けをしたいという気持ちを持ち、
様々な顧客と触れ合っていくに従い
若おかみとしての自覚を持つようになる。

そんなおっこが、次第に春の屋を大きくするという夢を持つようになり、
様々な経験を経て大きく成長していく。

旅館で若おかみとして働く小学生が奮闘するお話。

一生懸命に働く姿が当時は輝いて見えて、働くことに憧れてました!

頑張ってる人って、なんて素敵なんだろう、と思っていて、
当時私は週6とかで習い事してて(今思うと)人生で一番忙しくて、
そんなときに、おっこのひたむきさに力もらってました。

全20巻。




黒魔女さんが通る!!

ひょんなことから黒魔女修行をするハメになった、
黒鳥千代子こと、チョコ。

魔界からやってきた性悪黒魔女のギュービッドや、
個性ゆたかすぎるクラスメイト、魔界からやってくる
とんでもない魔界キャラにかこまれて、チョコの毎日は大さわぎ!

読むと思わず笑っちゃう黒魔法がかかってる、
笑いと感動がいっぱいのマジカルコメディー!

魔法使いの物語が大好きでした。

笑える要素もいっぱいあって、
魔法って最高だな、って思ってたなぁ。

現在は、「魔女学校物語」シリーズや
「黒魔女の騎士ギューバッド」シリーズなど、
様々なシリーズがあるみたいです。

そして、先ほど紹介した『若おかみは小学生!』とのクロスオーバー作品も。

これには、かなりわくわくしました。
こういう風に好きな作品がコラボするのって、
読者にとっては幸せ以外の何者でもないです。

※この作品しか読んでいないけれど、
おっことチョコは他にも何冊もコラボして出ています。

 

黒魔女さんが通る!! 全20巻。

他シリーズに
(6年1組 黒魔女さんが通る!! 全10巻)
(魔女学校物語 全3巻)
(黒魔女の騎士ギューバッド 全4巻)など。




妖界ナビ・ルナ

おさない頃、両親に置き去りにされた竜堂ルナは、
児童養護施設・星の子学園で育てられた。だが、突然かまちと名乗る妖怪が襲来し、
ルナとかんちがいして友だちをさらってしまう。追いかけたルナも深手を負うが、
そのピンチを救ったのは二匹の妖怪だった。自らの生い立ちを聞かされたルナは、
使命と覚悟を胸に、悪い妖怪をもといた世界へと送りかえす
”妖界ナビゲーター”として旅に出る。半人半妖の少女が大冒険をくり広げる和風ファンタジー!

妖怪の設定って、最初ちょっとなんかなぁ、気持ち悪い。
って思ってたんですよね。

ルナは普通なように見えるけど、うなじに目があるんです。

もう、どういうこと?!
って、思うんですけど、ストーリーが普通に面白くて。
いつの間にか、はまって読んでた作品でした。

あと、この作品を読んだのはフォア文庫だったのですけど、
青い鳥文庫にもあったので入れてしまいました。

新シリーズ11巻も併せ、全20巻。




パセリ伝説

ある日、目がさめると、すべての記憶を失っていたパセリ。

北海道の自然にかこまれながら、
おじいちゃんやおばあちゃんと暮らしているうちに、
しだいに過去の記憶をとりもどしていく。

地球によく似たラ・メール星での記憶。
パセリは、ある過酷な使命を背負っていたのだった……。

最初は、わからないことが多いけれど、
どんどんいろんなことがわかっていく物語。

過酷なことに立ち向かっていくパセリがかっこいいです。
こういう女の子が、立ち向かっていくストーリーが好きなんですよね。
強く生きていたい、、、!と小学生の頃から思ってました。

外伝含め、全13巻。




泣いちゃいそうだよ

どこにでもいるごく普通の中学生の少女、小川凜。

友だち、進路、そして恋……。
女の子の毎日は「泣いちゃいそう」なことがいっぱい!
愛されキャラの凜、まじめな蘭、ボーイッシュな真琴、お笑い系の彩……
どんな女の子にも「泣いちゃいそう」なことがいっぱいあります。

そんな女の子たちの波乱の12ヶ月を描いた、感動と共感がたくさん詰まった物語。

小学生だったわたしは、中学生の女の子たちの物語がとてもキラキラしたものに見えて、
自分の未来を想像しながら凄くわくわくした気持ちで読んでました。

主人公が、吹奏楽部でフレンチホルン担当で、
フレンチホルンという楽器が大好きでした。
(見たこともないのに笑)

等身大の物語に共感できることが沢山です。
学生って、甘酸っぱい思い出がいっぱいですよね。青春ですね。

全シリーズ含め、全29巻。




最後に

半分くらい妖怪とか魔女とか。。。

とにかく異世界に浸りたかったみたい。笑
ファンタジーって最高ですよね。

でも、後の半分は日常を切り取ったような物語。
共感できてついつい感情移入してしまってました。

青い鳥文庫は、いろいろなジャンルの小説があるので、
そこがとても良いな、と思います。

あと、シリーズ累計400万部超えているものもあって、
今でも人気があって読まれ続けている、
というのが本当にすごいです。




今回は、いつまでも愛され続ける青い鳥文庫から
わたしのおすすめを紹介しました。

大人になった今読んだら、もっといろんなことを感じられて
もっと面白く感じそうでもある、そんな魅力の詰まった作品です。

 

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